何回でも繰り返し言いますけど…
メリパナイトラン(ランニング)を続けていて面白いことは、「ランニング」というキーワードで出会った方々と、違う共通点で繋がりが深くなったり複雑になったりすることです。
そして、時間が経つにつれて予想もしなかった方向へ物事が進んでしまうことが、しばしば起こります。
そう、これは正に「発酵」と同じ現象だ!
ヒトの行動は微生物のものと大きく変わらないのだ!
ってなわけで今日は、そういう「しばしば起こる」ことについて書いてみます。
2019年10月26日、ラン友さんで歌手で歌の先生でもあるEmyさん主催の「みんなのライブ@メリケン亭」に参加してきました。
このライブも半年に一度ペースの開催していまして、今回で4回目を迎えます。松岡さんは初回から参加しております。
参加の仕方が回を重ねるごとに変化していってましてね。
どんな感じかと言うと…
●1回目から2回目 … 永らく眠らせていたギターを修繕、ギターアンプを購入してヤル気になった。
(詳しくは拙記事 「JCのある生活」をご覧ください。)
●2回目から3回目 … 再び暮らしの中に「ギターを弾いて歌う」ことが戻ってきたので、アンプ無くても弾けるエレアコギターを購入。これがまたメッチャカッコよい♡
(詳しくは拙記事 「ギターが来た~。」をご覧ください。)
そして、3回目から4回目の間に起こった変化とは…なんと、
ユニットを組んで演奏する
ことでした。
きっかけは、痴呆が入ってしまって詳細は覚えていないのですけど、いつもメリパナイトランに参加してくださる「さなえさん」の旦那様「チンネンさん」が、このEmyさんのライブに参入を表明されたことでした。
「チンネンさん」は神戸市兵庫区にある福原西国三十三ヶ所の第十四番札所「浄土宗 長福寺」の住職でいらっしゃいまして、いつも只ならぬお世話になっている方です。
やろうと決めて以降、「血の滲むような練習」と称したお食事会を重ね、都度ベロベロになりながら本番を迎えました。
曲は「チンネンさん」のチョイスで、三好鉄生の「涙を拭いて」
少し遅れてメリケン亭に到着した「チンネンさん」の顔色は、This is 土色 状態と見受けました。
でも、演奏が始まる頃には酒という名の潤滑油がエエ感じに沁みわたって来たようで、渋い歌声を披露してくださいました。
その他、普段からメリパナイトランに参加してくださる方々の「別の顔」がチラリホラリと…その数も回を重ねるごとに確実に増えてきてます。
ボクも自身の歌を含めて他の何人かのサポートに参加したり、何故か出番が増えてました💦
元々人前で演奏するほどの腕は無いので、マジ勢いだけで愉しませてもらいました。
ライブが終了した後、会場であるメリケン亭の其処此処で呑めや歌えのセッションタイムがスタート。
このライブのもう一つの愉しさです。
向こうでユーミンの曲を練習している音が聞こえたら、こっちの塊が大声で乗っかって歌いだしたり踊ったり…
ランナーは疲れを知りません。
ボクの向かいに座っていた「チンネンさん」も、この頃には
「メリケン亭めっちゃエエわ~。」
のフレーズを連発、他のメンバーの演奏や歌声にヤンヤヤンヤの大声援を送り始めました。
そういや、「チンネンさん」はメリケン亭に来るのは初めてやったんですね。
更に「チンネンさん」、おもむろに紙を一枚出してきましてね。
何か書かれているので覗いてみたら、ご自身の書いた曲の詩とコードが書かれたものでした。
そう、「チンネンさん」はボクよりずっと昔からギター弾いて歌ってはるんです。
そして、ジャカジャカとギターを鳴らし始め歌いだしました。
「ノリさん」も紙面見ながら、何となく合わせて弾き出しはりました。
どうも「新曲」のようです。
歌い終えてしばらく経ってからチンネンさんがボソっと
「メリケン ムーンや。メリケン ムーンやわ。」
何ですかソレ?
「メリケン ムーン」
このユニットの名前なのか?
曲の名前なのか?
はたまた酔っ払いの戯言なのか?
「メリケン ムーン」
これから、この言葉はどのように変化していくのでしょう?
来月から「血の滲むような練習」が再開されます。
なので、今回演奏した曲の歌詞&コードメモをバインダーにストックすることにしました。
今まで全くしていなかったってことは内緒です。