2019年10月6日の日曜日、長野県松本市で行われた「第3回松本マラソン」を走ってきました。
● 走ることになったきっかけ
神戸からまあまあの距離にある松本マラソンを走るきっかけは一昨年にさかのぼります。
パートナーと当時の会話の中で、
「妹から『松本でマラソンするんやって』教えてもらったからエントリーしよう思うたら、既に定員で出来んかった。でも先着順の申し込みやから来年もし行けるならエントリーしてみよう…。」
的なやりとりを経て1年後、一緒に第2回松本マラソンのエントリーを済ませました。
しかし、去年は台風直撃の影響を受けマサカの開催中止という憂き目に遭いました。
そして今年、満を持して?エントリー手続きを済ませてスタートラインに立つことが出来た次第です。
この時期に開催されるフルマラソンで申し込み先着順の大会って、やはりありがたいです。春先にエントリーした大会の当落を気にするストレスもなく夏場のクソ暑いランを愉しんでいくモチベーションを上げることになるからです。
10月5日(土)、午後イチで仕事を終えたその足で新大阪駅から新幹線に乗りこんでパートナーと合流、名古屋駅から「特急しなの」に乗り換えて車内で揺られること約2時間、去年のリベンジを図るべく松本駅に降り立ちました。
● レース本番
レース本場の朝、天気予報通りの曇り空・気温17℃くらい?
スタート地点での待ち時間で凍えることのない快適なコンディションの下でスタートを迎えることが出来ました。
このレースでの自分の目標は、
1:パートナーと一緒に無事元気に完走すること
2:今春から取り組んでいるフォームの見直しがフルマラソンにおいてどのような影響が出るのかを冷静に受け止めること
3:展開次第でサブ4行けたらエエなぁ~
でした。
出走者数は約8300人だったそうですけど、スタートの号砲が鳴ったあと、スタートラインを越えてからも結構な混雑ぶりでした。
手元の時計で最初の1キロがグロスで8分19秒。
75キロオーバーのデブおぢさんにとって、サブ4を狙うのにこの遅れを取り戻すのはチト厳しいか?と思った矢先に小粒の雨がシャー―っと降りだしました。
少々嫌な気分になりましたけど、靴がグジュグジュに濡れるほどではなかったのと、途中沿道からパートナーの妹さんとチビッ子3兄弟の可愛い声援を受けて気を取り直してレースに集中しました。
レース序盤は、自身の体調具合を見ながらキロ5分40秒(サブ4)ペースで走っていました。
けど、他のランナーにガンガン抜かれていきます。
途中サブ4のペーサーに抜かれたあたりでこの集団について走ってみるものの、序盤の渋滞もあってペーサーさん早い早い…。
途中の給水ポイントでパートナーと一緒にゆっくり給水しながらだと付いていけませーん。
水分の採り過ぎでお腹タッポンタッポンになってきたので給水ポイントで水を飲むパートナーを置き去りにして先へ進むも、オシッコしにトイレへ行った間に抜き返される一進一退の攻防が続きました。
その後35キロ過ぎからジワジワとパートナーがペースダウン。
アタクシも痙攣起こしかけている脚を騙し騙し動かすのがヤットコサの状態でゴール地点の陸上競技場へ。
トラックを回ってのゴールというのが初めての経験だったので、当初は瀬古選手ばりのスパートかけてやするぜ!とイメージを描いていたのですけど、一瞬たりとも走るペースを変えようとすると脚が痙攣をおこす状況だったので、何とか最後まで歩かずに走りっぱなしでゴールするのが精一杯でした。
数分経ってパートナーも無事にゴール。今シーズンの緒戦にしては、お互い大崩れも体調不良もなく、まずまず満足のいく結果でした。
● 結果を振り返る
改めてGPS時計のログをチェックしてレースを振り返りました。
結果は歩幅平均値94センチ、ピッチ180/分。
笑けるほど普段の練習とピッタリ同じものでした。
自己ベストを出したときは歩幅105センチくらいあったので、これからは減量を含めた筋力アップを目指さねば…というところです。
レース後は松本市内に滞在してリラックス。
翌日月曜朝に帰路に着きました。
昼から大阪で仕事だったので昼食は駅弁。
気持ちだけでも名古屋通過記念に「ひつまぶし」の入ったものをチョイスしました。
さて、今回の松本マラソン。
中止だった第2回に申し込みかつ、第3回も出走して完走した人には第2回の完走メダルも一緒に貰えるという特典?がありました。
裏側のデザインが2回目と3回目でマッチングしていました。
松本市の伝統手工芸品「松本てまり」が置き台にピタっと乗っかるデザイン。
「カチャ」という音がエエ感じでした。
今シーズン、次走は神戸マラソン2019。
昨年は暑さと練習不足のおかげで「惨敗」を喫したレース。
地元開催でもありますし、メリパナイトランの隊長として恥ずかしくない走りを目指します。