先日、Webサイトを「暮らしの道具」として使うことの利点について書きました。この文章を書いている時点でも未だ収まる気配のないコロナ禍において、改めてWebサイトという道具が持っている利点に着目すれば、様々な問題を改善するヒントのひとつになるのでは?という内容でした。
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今日は、その続きです。
Webサイトという道具を使ったら何が、どんなことが出来るのかを書いてみます。そもそも、これが分からないと使いみちも何もあったものではありませんから。
Webサイトを使って出来ること
暮らしの道具としてWebサイトを使って出来ることは、おおよそ以下のことです。
他のWeb制作会社のサイトやデザイナーのブログでも多く取り上げられていることなので新鮮味はありません。しかし、このことは「知っている」だけでなく「分かっている」ことが重要なので記しておきます。
1:告知 … 自分が伝えたいことを誰かに知らせることが出来る
2:営業 … 自分が持っている商品やサービスを売り込むことが出来る
3:販売 … 自分が持っている商品やサービスを販売することが出来る
4:交流の場 … Webサイトに訪れた人同士で交流を図ることが出来る
5:ヒト集め … 自分が必要とする人材を集めることが出来る
6:連絡窓口 … 場所や時間を問わずに自分と連絡を取れる窓口が出来る
7:自己表現 … 1から6の項目を組み合わせて自分自身を表現することが出来る
会社組織、個人事業主、家族・友達・趣味でつながる人たち同士などなど、Webサイトという道具を使って出来ることは活動規模の大小を問われることが全くありません。
Webサイトを使って得るもの
一方、Webサイトを使って得るものは、おおよそ以下のものではないかと思っています。
ただし、使ったからといって必ず手に入れることが出来るとは限らないということは、しっかり理解しておきましょう。
1:ヒト集め(集客)
2:売上
3:人材
4:問い合わせ
5:他者からの信頼
6:1から5の項目が組み合わされて得る人生や暮らしの豊かさ
ざっとこんなところです。
つかみどころがない書き方だと捉えられても仕方ないでしょう。
Webサイトという道具は使いみちがとても広いので、言葉にしてみるとボヤ~っとしてしまいます。
ただ、確かに言えることは「道具」なので、使いようによって「便利なモノ」にも「武器」にも「ガラクタ」にもなるということです。
つまり「暮らしの道具」としてWebサイトを使って何かを得ようとするなら、どんなWebサイトを持っているか?ということより、むしろWebサイトをどのように使いこなすか?の方が重要だということです。
使う人がより使いやすいように、伝えたいコトがより伝わりやすいように、Webサイトという「道具」を使いながら手入れしていくのは使い手自身でする方が良いのです。
Webサイト制作のスキルやデザインは、制作側の私ではなく、使う側の皆さんこそ分かっておくべき事柄なのです。